ラブ★コン1-4

 大谷とどちらが先に恋人を作れるか競争をすることになったリサだったが、まわりに良い人がいないと気づき、焦りを覚える。そこで偶然友達の信子から合コンに誘われる。気合いを入れて合コンに訪れたものの、そこには人数合わせのために呼ばれた大谷の姿があった。結局、合コンのメンバーもぱっとせず、大ファンである海坊主の曲をカラオケで大谷と熱唱して合コンが終わってしまうが、リサは何となく、自分と大谷は相性が良いのではないかと気づき始めるのだった。

 恋人とつき合っていく上で「好き」という気持ちだけではうまくいかないんだなあと、この話を読んでいて思った。相手の顔が好き、性格が好きといったポイントももちろん重要になってくるのだろうが、やっぱり長続きするカップルは相性がすごく良いのだと思う。リサと大谷はまだまだカップルとは呼べない関係だが、相性の良さは抜群だ。相性というのが何かは具体的にイメージできないけれども、同じことをなんとなく考えていたり、共感する部分が一緒だったり、そういう曖昧な部分で繋がり合えているということが大切なことなのだと、この話を読んでいてわかった気がした。「好き」だけでは上手くいかないのが恋愛の面白さなのかもしれないが、相性の良い相手を見つけるのは至難の業だ。だからこそ「運命の出会い」なんて言葉があるのかもしれない、なんて読んでいて思ってしまった。